八重山藍 × 豚革ポーチ

許田史枝さん・榮亜衣さん 工芸品

(きょだふみえ・さかえあい / 福ん黄 / 八重山藍振興組合)

  • 石垣島
  • 工芸品
  • 離島マーケ2021

思い

史枝さん、亜衣さん姉妹は、石垣島生まれ。実家が染織業を営んでおり、幼い頃からものづくりを身近に感じて育ちました。20代前半から史枝さんは紅型(びんがた)の技術、亜衣さんは2005年から福ん黄で縫製をしていました。 お兄さんの大浜豪さんも作り手で「八重山藍」の栽培、染織、製品づくりを手掛ける島藍農園を営みます。福ん黄ではお兄さんの藍染めを取り入れた、小物やタペストリー、バッグを制作。次はどんなものをつくろうか、といつも相談しているおふたりです。

製造方法

紅型の技術は、琉球紅型の人間国宝・玉那覇有公氏から学びました。紅型をはじめて、20年以上。2021年には、石垣市と徳島県上板町が結ぶ『ゆかりのまち提携』20周年記念式典で、上板町へ贈られる記念の品を制作。 上板町のデザインには、イチョウ・藍の花・和三盆糖・桜まつり・阿波踊り・柿。石垣市のデザインには、於茂登岳・カンムリワシ・サキシマツツジ・オオゴマダラが描かれています。

見分け方

福ん黄のバッグには、「八重山藍」で染めた豚革を使います。 「八重山藍」とは、八重山諸島で栽培された2種類のマメ科の含藍植物からなる染料のこと。「沈殿藍」「泥藍」と呼ばれる、ペースト状の原料をつくるのが特徴。染料にするとき、合成の還元剤やアルカリ剤などの薬品は使用しません。海に薬品を流さない。持続可能なものづくりを続けています。

つかい方

豚革も藍も、つかっていくうちに馴染んでいきます。色の変化、手触りの変化が楽しめます。 藍染めされた豚革と、そうでないところの組み合わせは、ひとつひとつ全て違います。どれがピンとくるか、眺めて選んでみてください。
氏名 / ふりがな
許田史枝さん・榮亜衣 / きょだふみえ・さかえあい
組織名
福ん黄 / 八重山藍振興組合
購入方法
福ん黄のギャラリー Creema : https://www.creema.jp/c/fukunki
SNS
Instagram : https://www.instagram.com/fukunki/

福ん黄 / 八重山藍振興組合

沖縄県石垣市大川153番地

この記事をシェアする