八重山藍 × テーブルファブリック

上森佐和子さん 工芸品

(うわもりさわこ / 工房 藍夏 / 八重山藍振興組合)

  • 西表島
  • 工芸品
  • 離島マーケ2021

思い

岡山で生まれ、西表島に移住して40年。機織りを京都で習っていた学生時代、初めて沖縄をめぐりました。ダイビングがしたくて、もう一度島へ。2年が過ぎたころ、「西表島で織りができるよ」と声をかけてもらい移住しました。竹富町織物事業協同組合に入り、主にミンサー織りで帯やテーブルファブリックなどをつくっています。

製造方法

八重山藍と草木染めの糸を使った、ミンサー織りです。ミンサー織りは、400年以上の歴史をもつ沖縄の伝統的な織物。五つと四つの模様には、「いつ(五つ)の世(四つ)までも末永く仲睦まじく」という願い、意味が込められています。 一本の糸をくくり染めた絣糸(かすりいと)をつかって、模様を織っていきます。1枚のテーブルクロスをつくるには、藍の育成、収穫、発酵、染め、デザイン、糸繰り、整経、織り、洗い、縫い、など色々な工程を、同時平行で進めます。 常に機に糸が掛かっているように、お天気を伺いながらの制作です。

見分け方

工房 藍夏の織物には、「八重山藍」で染めた糸を使います。 「八重山藍」とは、八重山諸島で栽培された2種類のマメ科の含藍植物からなる染料のこと。「沈殿藍」「泥藍」と呼ばれる、ペースト状の原料をつくるのが特徴。染料にするとき、合成の還元剤やアルカリ剤などの薬品は使用しません。海に薬品を流さない。持続可能なものづくりを続けています。

つかい方

西表島の夏を想う、テーブルファブリックです。食事の時に、ティータイムに。 一輪挿し、陶器、シーサー、ビーチグラス、貝殻を載せて、玄関に置くと涼やかでいいですね。額に入れて飾るのもおすすめです。西表島の山、海、風、光を感じてください。
氏名 / ふりがな
上森佐和子 / うわもりさわこ
組織名
工房 藍夏 / 八重山藍振興組合
購入方法
インスタグラムのメッセージよりお問い合わせ下さい。
SNS
Instagram : https://www.instagram.com/aikairiomote/

工房 藍夏 / 八重山藍振興組合

沖縄八重山郡竹富町上原548-2 (西表島)

この記事をシェアする