紅芋かりんとう

平良哲也さん お菓子

(たいらてつや / 八重山南風堂株式会社)

  • 那覇
  • お菓子
  • 離島プレミアム特産プロデューサー

思い

「沖夢紫(おきゆめむらさき)はおいしい、それだけで十分つくる理由。」工場長の大城さんは言います。日持ちしない、収量が低い、虫がつく。沖縄県内農家が一度諦めた芋、沖夢紫。肥料や除草剤の試行錯誤をした10年間を経て、沖夢紫を復活。島に、紫の花が咲くようになりました。

つくり方

花林糖に練り込むのは、沖夢紫ペースト。生地に練りこみ、寝かせて発酵させたのちに揚げて、砂糖とまぶします。砂糖にも沖夢紫が混ぜ込まれている。

口に運ぶとふんわり、紅芋が香ります。

見分け方

小ぶりな芋が、甘い。割ると、中は紫色。土のpH(ペーハー)で、色の濃さが変わります。アルカリ性土壌は赤く、酸性土壌は青くなります。

石垣島で問題となっている赤土流出は、沖夢紫を植えることが対策になる。「農業をさせてもらっている」という意識が、大城さんの根底にありました。

食べ方

3時のおやつにどうぞ。甘すぎないからクセになり、食べ始めると止まりません。

生産者メッセージ

氏名 / ふりがな
平良哲也 / たいらてつや
組織名
八重山南風堂株式会社

八重山南風堂株式会社

沖縄県石垣市真栄里204−384

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