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思い
17年前、島に移住しました。古くから伝わる木製の舟「サバニ」を学んだのは、島の船大工・新城康弘さんから。独立して10年経ち、造船にとどまらずサバニを知ってもらうツアーや、造船のときに出る端材をつかったものづくりをしています。製造方法
サバニには、鉄釘を使いません。木でつくるかすがいと竹釘のみで、すべて手作業で仕上げます。本ハギといって、いくつかの木をつなぎ合わせてつくる技法です。「僕は船大工なので、この舟が海の上でどんな風に動くのかを知りたい。波を切っていくのを想像しながら削っています」。 こうしてできたサバニは、100年以上も受け継がれていくものになります。見分け方
天気予報がないころ、海に出る漁師たちが頼りにしたのは空の模様でした。 水平線の遥か向こうの空から、光の線が伸びるとき。それは遠くに積乱雲が出来ていること、もうすぐ嵐がくることの知らせでした。八重山の人々はそれを、「風根(かじに)」と呼んでいます。 吉田サバニ造船のつくる木工製品には、「風根」の焼き印が入っています。サバニ造船技術とともに、先人の叡智を受け継いでいく、吉田さんの姿勢です。つかい方
サバニを漕ぐ櫂をエークと呼びます。エークをイメージしてつくったマドラーは、手で触る部分がゆるやかな曲線を描いています。一本一本、吉田サバニ造船の職人が手で削ったマドラーです。 島コーラと炭酸を混ぜるとき、アイスコーヒーを飲むとき。海に出るときような自由な気持ちになれる、マドラーです。- 氏名 / ふりがな
- 吉田友厚 / よしだともひろ
- 組織名
- 吉田サバニ造船 / ファナアーシー
- 購入方法
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fanaearthy : https://fanaearthy.myshopify.com/
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吉田サバニ造船 / ファナアーシー
沖縄県石垣市字平久保234-243